さて。
今さらここに来て『なぜドラクエなのか?』と言われれば、『そこにアドバンスがあるからさ。』としか言いようがないわけですが・・・。仕事の合間の暇つぶしにやってることなんで、目をつぶってやって下せえ、そこの旦那
皆さんやりそうでやらない勇者一人旅が始まります。

だいたい、いきなり王様から4人分の支度金をもらっておいて、一人で旅しようなどと『福祉事業関連詐欺』のような真似は基本的に人間性にかかわる問題なので、やらないのが『人としての常識』です。だからこそやりたい。いろいろな犯罪心理に苛(さいな)まれつつ、やってみてしまうのが人情でい。


さて、一応勇者一人旅のメリットを考えて見ましょう。
1、4人分の経験値が入るのでレベルアップが早い。いや、もしかしたらレベル上げをしなくていいかもしんない♪などと甘いことを考える→後に地獄を見る
2、宿屋が安い。いちいちアリアハンの母親の元へ帰る必要ナッシング。
3、お金が有り余る(ハズ)
4、それなりの呪文も覚える(がMPが当初は低いのできっと使い物にならない)
5、肉弾戦には不安がない(スクルトが何より恐ろしい)

そして、一応のルールも決めておきましょう。
1、仲間は絶対禁止。諸星一匹狼ろんりーうるふ状態でエンディングまでいく
2、ただし、商人の街は仕方がないので連行OK
3、床や町に落ちているものを拾うのは厳禁。ただし各家や城内のタンスやツボなどにおける窃盗および強盗行為はOK
4、ゴールドを銀行に預けるのは禁止。全滅したら潔く半分払って城に連れ戻されましょう。
5、すごろく場はゴールするまでリセットOK
とまあこんな所でしょう。


ともかく旅の始まりです。勇者に『ロト』と名前をつけようとするといっちょこ前にキャンセルかましよるんで、名前を『ろとちん』にしましょう。ちん、に意味はありません。そこ、深く考えない。いきなりわけのわからないやつに、プライベートに関する質問を『失礼にも』ぶちこまれたら物語スタートです。おまけに性格までいかにも何かをしってるかのように断定されてムカついたらもうすぐアナタは勇者です。いつのまにか、『ごうけつ』になってました。

勇者はある朝目覚めて、いきなり母親に起こされたなり、城に強制的に売られます。いや、まて母親。
そして、何も知らないウチに金や武器は渡されるわ、父親の後をつがされるわで、先史時代までにしかなかったような家督騒動とそれに伴う強制労働を強いられ、何となく断りきれないうちに旅立つことになります。

ここで、ドラクエ恒例の『強盗』となるわけですが、ロクなものがありません。けっ使えねー。などと捨てゼリフを吐きながら、タンスなどを荒らしまくりましょう。ここで使えるのは勇者の部屋にある力の種ぐらいか。って自分のじゃねえか。アリアハンでは小さなメダルを強制略奪する失礼極まりないオヤジがいますが、ここでは行っても意味がないのでシカトしておきましょう。

強盗行為には、通称『落し物探し以外にはとてもじゃないが使えない職業』を入れればもっといろいろ見つかるんでしょうが、あくまでこれは一人旅です。かといっていちいち床を調べまわっているほど暇でもないので、とりあえずは王様からもらった武器や防具を叩き売って、アリアハンでの最強装備へと身を固めたら出発です。


最初は驚くほど簡単にレベルが上がっていきます。ちまちまとレベル上げをしている4人集を優越感に浸りつつ横目で見ながら、どんどんレベルアップしていきましょう。

スライムやカラスなどは一撃の元に葬らん、です。3日3晩ほど不眠不休で月に変わってお仕置きよ♪とやってれば、すぐにレベルが3つ4つ上がってしまいます。

レベル3位になれば、もー近くのいかにも『入ってください』とばかりに口を空けている洞窟と、自己主張の強い塔の攻略に入ります。最初は洞窟からレーベ南の森へフェイントで抜けて見ましょう。ほーら。なんかレーベにも着いたし得した気分♪ついでにレーベで装備の補強をします。

再びこの塔に戻るわけですが、2階より上に行くときは一応どくけしそうを持参しましょう。意味の分からないゲル状の物質に毒に犯される危険があります。ゲームバランス上、ひとり旅だとお金には苦労しないので、10個ほどまとめて買い込んでおきましょう。どーせこの先間違いなく使うんだし。毒ウゼー。

さて、塔の上で何を生業にしているのかわからない正体不明のじじいを叩き起こして盗賊のカギを略奪したらさっさと飛び降りを図りましょー。どういう身体構造なんだ。この勇者は。

さて、お次はいよいよこのクソ狭い大陸を後にして、ロマリアへと向かうわけですが、レーベからいざないの洞窟までの道のりがまたやっかいです。とりあえず、まほうつかい3匹につかまったら、レベルによっては全滅確定です。さめてコイツらのメラ×3に耐えうるHPになってから、このエリアに入りましょう。
ちなみに、この辺でやたら寝込みを襲おうとするウサギが出現しますが、ウザイので一番最初にさっさと切りきざんで鍋にでもしてやりましょう。食うには角が邪魔だ。
あと、レベル上げにはさそりばちがオススメです。放っておけばどんどん仲間を呼ぶので、ガシガシ倒しているうちに経験値が300とか500とか。場合によっては1000を超える経験値が手に入ります。恐るべし。序盤はコイツを2−3匹に調整しつつ一気にレベルを上げます。下手を打つと、50匹くらい倒すハメにもなりかねないので、彼らに捕まったらギラで焼きはらうもよし、おやつでも用意してAボタンを連打するもよし、です。

それと『じんめんちょう』と『さそりばち』セットできた場合、マヌーサ状態でさそりばちと向かい合うのは愚かです。とっとと逃げるなり、じんめんちょうをギラで焼き払うなりしましょう。相手にするだけ時間の無駄です。昆虫の癖に生意気な。あとバブルスライムの大群に出会ってどく状態になれると必要以上にムカつくので、コイツらもシカト対象です。あーリボンが欲しいぜ。


レベルが8−9程度になれば、いよいよグッバイアリアハンです。レーベで若者が大陸を離れていくことに嘆いているじじいに『これが若さか』と言わしめたら、クワトロバジーナを感嘆させたニュータイプさながらいかにも何かがありそうな東の泉に突入します。

ここでのやっかいな敵は相変わらずラリホーがウザイくそウサギですが、ヤツはある程度のレベルになると勝手に逃げ去っていきます。眠らしておいて去っていくなどと、飲ませておいて何もせずに家まで送るジェントルメン気取りな行為なので、軽くムシっときましょう。

さて、無事にロマリアについたら、一応王様に挨拶にいきますが、その前に恒例の強盗する正義の味方をやります。ち、ここにもロクなものがありゃしない。
街にはロマリアの風紀の乱れを嘆く女性がいます。が、アリアハン大陸にも『戦闘バカの集まる危険極まりない居酒屋』や『遊び人を日夜生み出す犯罪の温床』や『息子と孫を死なせても自分は決して危険な場所にいかないじじい』などがたくさんいるので安心しろ

ロマリアの王と名乗るコイツは勇者の噂を聞いている癖に、カンダタから冠を取り返したら勇者と認めようなどとぬかすうさんくさいヤツです。もしかしてオマエもボストロールか?ってゆーか、お前に認めてもらっても仕方ないし。普通ならギラで大臣ともども焼き払うところだが、できないのが残念だ。

さて。ひととおりロマリアの乱れた風紀に触れたオマエら。次に目指すはカザーブの村になるぞ。
この村に向かう途中には始めてのすごろく場があるが、ここではすごろく券をもっていないのでパスだ。いや、落ちてるって?知るかそんなもん。それとここに向かう道中では、いかにも毒々しい色をしたカエルがよく出てくる。頻出だ。入試にでるぞ。覚えとけオマエら。

ってなわけで、あまりにも多く無駄にどくけしそうを使いつつ、北へ北へと進んでいく。使っているうちに『道具屋の回しモンか?』などと邪念が頭をかすめるが、まあ良いとしよう。たかが10Gだ。丁度夜が近くなるころには村に着きます。行きがけの駄賃に道具屋で『どくばり』を窃盗しておきましょう。いや、使えねえじゃねえか。まあそこは記念品として。

ちなみに、ろとちんはその後、レベル10で無謀にもアッサラームに向かってみましたが、『あばれざる』にその名の通り見事に暴れられて、1ターンでお亡くなりになりました。こうもり野郎のヒャドもこうなると卑劣凶悪この上なしです。

ここはおとなしくレベル上げに専念しましょう。
通常であれば、さらに北のノアニールに向かい、取って返してカンダタの塔に向かうところですが、実際のところ、このレベルでカザーブより北へ行くのは自殺行為に等しいです。ゾンビ化した狼の攻撃力は半端でない上に、『ルカナン』まで唱えられた日にゃあ、おとっつぁんまいったなぁこりゃあ。ニフラムで消えていただくことも考えましたが、MPが10代しかないこのレベルでは、ニフラムも思ったように唱えられません。性格かえとくか?一応かしこさの種がふたつあったので、この辺で使っておくことに。まあしょせん気休めだが。

とりあえず、適当にレベルを上げるためロマリアからカザーブ周辺をうろつきます。が、思ったようにレベルがあがらねえ。こんなはずでわ。
アリアハンの時にはあんなに多く感じた経験値が、ここではハズレ馬券のようにチープに感じます。やっぱり『さそりばち』に還るか?と葛藤しているウチに、西のほこらを発見。ここを守る兵士は『まほうのかぎを持ってないならこの先にいってもロクなことがないだろう』などと抜かしやがる。オマエがきめんな。コイツもいつかギガデインリストに載せたら、またマジメにコツコツれべるをあげていきましょう。

なんか、『キャタピラー』って、アリアハンにいるやつより微妙にHPあがってないか?という疑惑も抱きつつ、レベルが12になったところで、お金もたまったことだし、でもノアニールにはとてもじゃないがたどり着けないので、アッサラームに『てつかぶと』を買いにいくことに。商人どもよ待っておけ。くびつらしてやる。

ここで決死隊(でもひとり)となった勇者ろとちんは、アノ橋を渡る。もうそこは、あんなヤツやコンナやつが出てくる暗黒の世界である。ちなみにこの時点でノアニールの町人と、カンダタはシカト決定である。永久(とわ)に眠れ。そして、結果としてロマリアのえらそうな王の頼みは完全無視となる。

しかしまあ、ここに来てあの猿の凶暴さはどうしたものか。一撃でHPを20近く削られるために、ホイミや薬草では間に合わない。しかも、この先のイシス周辺にはドラクエ中最硬度をほこるカニがいるので、ヤツをカニスキにしてやるためにも、さらなるレベルアップが求められる。

この辺りから、常にやくそうはもてるだけ手持ちでもっておきたい。マホトーンの餌食になる可能性も高く、HPの消耗が激しい。とゆーか、激しすぎる。そんな中数回の臨死体験をした後、ようやくレベル12でアッサラームへとたどりついた『ろとちん』いや、もーへろへろっすよ。すぐに武器屋に直行して、鉄かぶとをゲットする。果たして夜のアッサラームを拝めるのはいつの日か・・・。

まあ、鉄かぶとで防御力もあがったことだし、とりあえず『さそりばち』でレベル上げしますか。ずっと見ているとこの『さそりばち』。バルタンに見えるのは俺だけか?



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