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このメールマガジンは、毎週お届けします。
今週は高校入試編です。今後ともよろしくお願いします。
■高校受験のコツ (No.0001) ■
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■みなさん、こんにちは。思ったよりも反響が大きく、驚きと同時に緊張し
ております。本当にありがとうございます。皆様の期待にそうよう、がんば
りますのでよろしくお願いいたします。
風邪が猛威をふるっています。体調に気をつけてくださいね。実は、僕の
家族も早速この風邪にやられまして、僕自身もすこし風邪気味と言った状況
です。受験生の方は、特に今年のような暖冬に注意してください。暖かい冬
は気温差もあって、風邪もひきやすいらしいです。体調が悪くて結果の出な
い人は、不合格者の3割をしめるというデータもあります。
睡眠をけずって勉強する人もいますが、あまり感心できません。少なくと
も、高校受験に関しては、時間よりも質や計画性で勝負すべきでしょう。
そういえば受験生の特権がひとつあります。◎夜食です！！
無理を言ってでも、おいしい夜食をご父兄に請求しましょう。ただし、必ず
腹8分目で止めるように。そういう僕は、よく腹いっぱいになるまで食べて、
そのまま気持ち良く眠りについていましたが（笑）。眠くなって集中できな
くなりますからね。
おすすめは、冷ご飯に「塩昆布」と「とろろこぶ」をのせてたっぷりお茶
をかけて食べるお茶漬け。お茶碗ではなく、どんぶりばちなんかの大きな入
れ物を使うのがこつです。本当は、冷えたご飯を一度湯をかけてあっためて
おくと、もっとおいしいのですが、やりすぎると勉強の方より料理に熱が入
るので(経験上入ってしまったので)、気をつけましょう。
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◎さて、早速ですが今回は高校受験における勉強方法をご紹介します。
【合格への道その１】「敵」を知って、勉強方法を見なおそう！
①高校受験は年々厳しくなっています！
まず、皆さんにお話するのは、高校入試というのは｢相対評価」で判断され
るということです。「相対評価」というのは「絶対評価」と並べて使われる
言葉ですが、「絶対評価」が100点満点中何点取れたかということを評価する
のに対して、「相対評価」とは受験者の中でどの辺にいるかを評価する方法
になります。ですから、もしあなたがテストで90点を取ったとしても、「絶
対評価」では優秀でしょうが、「相対評価」では他の人がほとんど90点以上
とっていた場合、成績の悪い生徒として見られてしまいます。また、中学校
によってもレベル差が有りますので、高校入試はいよいよ各都道府県の他の
中学校の人と勝負をする初めての舞台になるわけです。まさに、相対評価で
の勝負になるわけです。
受験に関して僕らが良く使うのは、２：４：２：２という比率です。上位2
割の人が目標の高校に行くことができる、いわゆる成績優良者。その次の4割
の人が、1ランク下げて受験をする妥協受験者といった具合です。つまり、40
人クラスの5段階評定で「５」をもらっている人は2名、「４」をもらっている
人が8名いますので、「４」をもらっている人のうち二人は１ランク下の高校
を受験していることになります。「４」だから安心であるとは、とても言えな
いわけです。
「高校受験は決して甘くない」ことは、こういったことからも理解できると
は思いますが、年々少子化の影響で各高校の募集定員が減ってきています。ま
た、「私立に行くからいいねん。」と思っている方も、要注意です。各私立と
も、より優秀な学生を確保するために、いろいろなイメージアップ戦略や、特
色科、進学科を設置し始めているので、私立と言えども「公立を受験できるレ
ベル」にもかかわらず、私立を受験する学生が、ここ数年急増して、偏差値レ
ベルや受験倍率も一気に跳ね上がっています。「安全な受験」は、もはや存在
しないと言うのが、大勢の見解です。
②実力はあるのに成績が上がらない原因！
さて、それでは皆さんがこの「戦争」にどう勝ち残るか？それを考えていき
ましょう。
まず、机の周りを見渡してください。
□予備のノートが２～３冊はありますか？
□全く使われていない問題集はありませんか？
□ゲーム関連の本や、勉強に関係のない雑誌が置いてありませんか？
□主要５科目について、かならず受験までに終えられる厚さの問題集はありま
すか？
□主要５科目について、分からない言葉が出てきたときに、それをすぐに調べ
られる参考書がありますか？
□受験までの大まかな計画と、毎日の勉強計画を書いたノートまたは表があり
ますか？
いくつか思い当たる項目があると思います。
下に行けばいくほど高度な内容です。
次に勉強の方法です。
□学校の授業を聞いていますか？
□ノートは必ず書いていますか？１ページに必ず３色以上のペンが使われてい
ますか？または重要度によって文字の大きさを変えていますか？
□予習よりも復習に時間を割いていますか？
□復習する内容の宿題は、１００パーセントこなしていますか？
□定期テストの問題と解答用紙は置いていますか？
□勉強する前の準備（計画やそうじを含む）が、丁寧過ぎて時間を取りすぎて
いませんか？
□クラブを含めて、何か運動をしていますか？
□分からない問題に１０分以上時間をさいていませんか？
□学習計画は計画倒れしていませんか？無理のない計画をたてていますか？
□暗記は的を絞って、徹底的にやっていますか？
□１科目でも自信のある科目がありますか？
そして、性格的ににあなたが受験向きかどうか？という問題もあります。
非常に長くなりましたが、上記の項目に思い当たる方は、すぐにでも勉強方
法を見直さないと、実力が出し切れないまま、受験を終えることになる可能性
大です。でも、逆にいえば上記の内容をクリアすることで一気に成績が上がる
可能性も大きいということです。次回からは、このそれぞれの項目について秘
訣を伝授していきます。
【合格への道その２】机の周りを整理しよう！前編
ここからは、合格への道その１で紹介した内容を掘り下げていきます。
□予備のノートが常に２～３冊ありますか？
ノートは勉強のためにもっとも大切な道具です。「ノートは贅沢に使え」と
覚えてください。例えば、英単語を覚えるのに小さな字で１行に２０個くらい
単語を書いている人がいますが、これは非常にまずい傾向です。それで結果の
出る人はいいですが、ほとんどの場合頭に入らないはずです。例えば、太い赤
ペンで３行分くらいの大きさの英単語を１行に３つか４つ書いてみてください。
ずいぶん見やすくて、頭にやきつくはずです。これは「視覚効果」によるもの
で、大きなものや目立つものは、記憶にも残りやすいのです。地理の勉強も同
じです。小さな紙に、こまごまと情報を書き込むよりも、大きな紙に、大きな
文字で情報を書き込む方が分かりやすくて、頭に残るわけです。
また、何かの勉強をしようと思ったときに、ノートがないという経験を、意
外に多くの人がしています。やる気になった時が大切です！そのタイミングを
逃さぬよう、常にノートは準備してください。
さらに、ノートをまとめているときに、単元が違えば別の新しいノートにも
う一度まとめなおしたり、ノートの内容をさらに絞り込むときなどに、予備の
ノートは最大の効力を発揮します。この点に付いては、次回以降で詳しく説明
しますので、とりあえずノートはたくさん用意してください。
□全く使われていない問題集は有りませんか？
これについては、ほとんどの人が当てはまる項目だと思います。普通に使う
問題集で言えば、旅行のしおり程度の厚さのもので十分です。それが終わった
ら、次の問題集にいけば良いのです。
また、ほとんどの学生が問題集を選ぶときに、きれいさやカラー写真の量と、
たくさんの項目が載っていることなどをメインに選びますが、一番いいのは一
度実際に問題を頭の中で解いてみることです。すでに習った内容で、６割以上
解けるのが理想的な問題集です。また、分からなかった問題の解答を見てくだ
さい。それが９割以上理解できるなら、それがあなたにとって最高の問題集で
す。
本屋では、皆さんひとりひとりに合った問題集を選んでくれないわけですし、
少々時間がかかっても５，６問は、問題を解いてみてください。当社のように、
問題集を熟知した家庭教師がついて問題集を使用するのであれば、解ける問題
の比率は６割も必要ありませんが、ひとり学習の場合は６割が最低ラインです。
覚えておいてください。
□ゲーム関連の本や、勉強に関係のない雑誌が置いてありませんか？
これも非常に多いケースです。ただ、あくまで僕個人の意見を言うと、地理
や歴史などの漫画は多いに結構です。ちょっとした気分転換になりますし、視
覚的に内容を暗記しやすいのでおすすめです。特に漢字の多い地名や人名につ
いては絶大な効果があります。ただ、読みやすいだけに多用は禁物です。漫画
を読んだだけで勉強したような気になることは問題があります。時間を決めて、
適度な利用を心がけましょう。漫画は読むだけですから、学校の休み時間でも、
寝る前の布団の中でも、トイレでも（笑）読めるのです。
話はそれましたが、コミックやファッション雑誌、芸能雑誌等を否定するも
のでは有りませんが、興味のあるものが視界に入ると集中力は著しく低下する
と言うのが、現在は各研究施設でも有力視されています、音楽を聴きながらと
か友達と雑談しながらという勉強方法については、かなり効率が良くなるとい
う実験結果もありますが、少なくとも高校受験のための勉強に関しては避けた
方が良いでしょう。
大切なのは、休憩とのメリハリをキチッとつけることです。また、間に休憩
を取りすぎないことです。間に1時間休憩を取るくらいなら、休憩は10分にして、
50分早く勉強を終えて遊ぶなり寝るなりしてください。これも、計画倒れにな
らないコツのひとつです。
さて、以降は次回になります。発行予定は○月○日(○曜日)です。
だんだんと、読みやすくしていきますので、今後ともよろしくお願いします。
m(__)m ありがとうございました！！
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