サッカーに関する掲示板
【Dr.Kのスペシャル解説つき!】
目指せ!!
◆日本2006年FIFAドイツワールドカップへの道◆
世界最高のサッカーの祭典
ユーロ2004開催中!
このページではDr.Kがワールドカップを目指す日本代表をわかりやすく
追っかけていき、みなさんにお伝えします!!ゆけ!日本。がんばれ!日本。
2006年も行くぞワールドカップ!目指せワールドカップ予選突破!
<<最新ニュース>>EURO2004関連コラム
『ベッカムとジダンの天国と地獄』
試合終了のホイッスルが鳴った。
まさに天国と地獄・・・。

今後この試合を、いやこの大会を振り返るとき、ジダンは『自分のキャリアの中で最高だった。』
そして、ベッカムは『自分のキャリアの中でも最低だった。』と語るであろう。

,ふたりに与えられたチャンスは、まさに平等。フリーキック1本とPK1本。
これがさらにベッカムやイングランドサポーターの悲哀をそそる原因となっているのは否定でき
ない。同じ条件でお互いの国の最高のフットボーラーが勝負を分けたのだ。いわゆるトップ対決。
過激なイングランドサポーターがこういう勝負に人一倍こだわるのは当然。負けて暴動がおきる
のも当然。

ただ、これこそサッカーの面白さである。私は、後半ベッカムがPKをはずしてから、ずっと胃が痛
かった。もし1点をフランスが返した場合、その責はベッカムが負う事になる。それを考えると、
あの場面でのPKのミスは痛かった。最低でも勝ち点1、このまま行けば勝ち点3。この圧倒的優位
な状況を作り出せたあの場面。

いや、むしろあのPKはバルテズをほめるべきだ。確かに動き出しはバルテズが早く、練習程度
のPKなら、ベッカムはきっとバルテズの動きを冷静に見て逆の右サイドに蹴り込んでいただろ
う。それに、ベッカムのあのFKからのアシストも凄かった。あれだけのスピードがあるボールを
ピンポイントで合わせるように蹴り込む技術を持っている選手は、世界でもほとんどいない。

そして、得点の後のベッカムは引いてスペースを埋め、時として前でプレスをかけ、重要な局面
では体をはってファールギリギリのプレイでフランスの攻撃起点を破壊した。むしろ、得点シー
ンを除けば、ただ地道に、派手なパフォーマンスもなく、自分に与えられた仕事に徹している職人
ぶりが見られるプレイが多かった。

それほどにこの試合でのベッカムには派手さがなく、『勝つことに徹底』していた。だからこそ、
悲壮なまでに今回の敗戦が見ている人の心に響くのだ。

この試合はベッカムに限らず、イングランド自体すばらしいフットボールを展開していた。それに
対しフランスは完全にその『良さ』を封じ込められていた。さすがのジダンも局面局面を打開する
ことに追われて、全体をひっくり返すようなゲームコントロールができなかった。

でも『ジダンは凄い』、
まさにその言葉を裏付けるかのように、ジダンのFKとPKはイングランドのゴールに突き刺さった。

なぜ神はこの世界にベッカムを産み落としながら、ジダンまでをも産み落としたのか。
これは私の個人的な持論であるが、ジダンはサッカープレイヤーとしてはもう『神』の領域に達し
ている。彼を超えるMFは、今後まず出てこないであろうし、過去にも見たことがない。

フィジカル、パスセンス、シュートセンス、ドリブル、FK。何をとっても文句のつけようがない。
ベッカムも、トッティもすばらしいプレーヤーであることは間違いない。が、僅差ではなく、完全に
頭ひとつ抜けているのがジダンというプレーヤなのだ。おそらく、彼はFWをやってもDFをやっても
きっと世界一になるだろう。それほどに彼はすごいプレーヤーなのだ。

ジダンのプレーは基本から完全に習熟していて、荒さがない。蹴る、止める、ということからパー
フェクト。日本代表の試合をみていても、いまだにボールを止めるときに止めたボールがあっちに
跳ねたり、こっちに飛んだりしているのは、はっきりと見て取れる。

ところがジダンのトラップにはそれがない。さらに次の動作と相手の位置をみて、次のモーション
に向けた準備の最短距離にボールがある。ドリブルもふところが深く、ただ前に蹴り出してスピー
ドを競うようなバクチドリブルもしない。だから、ジダンを止めるとファールになる。

そのジダンと肩を並べるのは、おそらく親友並みに仲の良いベッカムにとって、技術的にも精神的
にも、もっとも難しいオファーだろう。
単純にマスコミが肩を並べるように書き立てるから、こういう構図ができあがるのだが、ジダンと
ぶつかれば誰でも負ける。これは恥ずかしいことではない。問題は、『あの局面』でたまたまバル
テズの『運』が良く、PKが止められたことにある。

ベッカムは優秀なサッカー選手であると同時に、強運の持ち主でもある。だからこそ、観客は彼に
『奇跡』を求め、彼もそれに答えていかざるを得ない。

ただ、現代フットボールの組織的なシステムを考えると、あそこでベッカムがPKを決めていれば、
いや、サッカーに『もしも』はないのだが、完全に試合は決まっていただろう。少なくとも、無理をし
てアンリを止めに行くこともなかったし、”神”ジダンの集中力にも違いが出ていたはず。

でもそれは所詮『運』の領域。
だからベッカムよ!恥じることは一切ない。胸をはって、次のイングランドをユーロ優勝へ導いて欲
しい。今回のフランス戦のように。強く。

少なくとも、私をはじめとする多くのサッカーファンにとって、ベッカムというプレーヤーはペレやクラ
イファート、ジーコやリッティに並ぶ最高のサッカー選手なんだから。
平成16年6月15日 Written by Dr.K



■ここまでの記事■
ワールドカップ1次予選組み合わせ決まる!(平成15年12月6日)

日本代表VS韓国代表(東アジアサッカー選手権)結果第2位
日本代表をめぐるレギュラー争いも激化!(平成15年12月23日)
ベッカムとジダンの天国と地獄

Copyright(c)2003-2004 Dr.K 記事ご利用の際は掲示板まで。



女の子お絵かき掲示板ナスカiPhone修理池袋 ブラジリアンワックス