サッカーに関する掲示板
Dr.Kのスペシャル解説つき!
目指せ!!日本2006年FIFAドイツワールドカップへの道
このページではDr.Kがワールドカップを目指す日本代表をわかりやすく
追っかけていき、みなさんにお伝えします!!
ゆけ!日本。がんばれ!日本。
2006年も行くぞワールドカップ!目指せワールドカップ予選突破!
<<最新ニュース>>オリンピック代表の課題

さて、やってきました。オリンピック。
さっそくのパラグアイ戦ですが、はっきりいいましょう。日本のレベルでは
これが日本のA代表でもちょっとしんどい相手です。ってか、勝てません。

あるとしたら、先制で1点とって、あとは逃げ切りながらもミドルでごっついシュトたたきこまれ
てせいぜい1−1で勝ち点とれたらいいね♪程度。期待せずにいきましょう。所詮FIFA20位。
まだまだ、サッカー後進国ですよ。でもポテンシャルはある。そういうチームです。

下手に自信をもっていくとダメ。シンプルにできることをやる。ユーロのギリシャのような方法
が有効なんです。決して横綱相撲をとってはダメ。そうDr.Kは確信していたのです。

【実戦観戦報告&コラム】
3:06 2004/08/14日本VSパラグアイ

強い。いや、さすが。
日本レベルでは、ボールキープすら安定しない。ブラジルを破って出てきたチーム。順当に行け
ばはっきり言って『勝てるはずがない』

多分、次のイタリアよりも勝てる可能性は薄いだろう。

ゲームが開始されて、それはより現実的に実感できた。
ディフェンスは甘いとすぐに斜めに抜かれたりボールが入ってシュートを打たれる。
もしかしたら、今大会の優勝候補筆頭かも知れないこのチーム。日本はあまりに非力。

前半は小野の位置が悪い。この位置ではパラグアイが小野をつぶしとけば、それで安全。こんな
にやりやすい相手にパラグアイが失点するはずもない。
レフェリーの裁定と芝で調子が狂ったこともあるが、これなら、オーバーエイジ無しでやったほうが
ずっとバランスがいい。小野にボールが集まる分、相手もつぶしにくるのが早い。よって起点がつぶ
される。大久保も簡単に囲まれて、勝負に行けない。(行かなかった?)

高松の起用はちょっと問題を内包している。いかに調子が良くても、小野がトップ下に入って、高松
と大久保で組むのはどうかと思う。この部分はベンチの責任。大久保なら平山かケガでも田中(達)
でいくのが正解。

ディフェンスに関してもとにかく弱かった。那須がいくのかテューリオがいくのかはっきりしない。
どっちがイニシアチブをとるのか?どっちがフリーになってマークの外れた選手をつぶすのか?

レフェリーは基本的に覆いかぶさる方がファウル、というのが普通だが、これを逆にとる裁定が2回。
これでガシガシ行けなくなった。特に田中がこれで萎縮したか?という展開。前にいけない、つぶし
にいけない。だから待ってディフェンスするが、相手が早いのでちょっと離れた位置からディフェンス
して、簡単にシュートを打たれる。このミドルの精度が異常に高いパラグアイも凄すぎるのだが。

それにしても、芝に負けている。1日前の朝芝を刈った、ということは、ピッチの状態が変わっている。
ただ、これによっての弊害はパラグアイも同じ。あえて弁護するなら、日本の選手はいいピッチに慣
れすぎている。この辺で点差がついて前半が終了。

後半になって小野がボランチに入ってようやくボールを置く場所ができた。
松井も、一時はあの若さでA代表の10番を背負った男。やはりその意味は大きかった。

でも、FWをはじめとして、打てるところで打たない。よく言えばきれいに行きすぎ。
前に勝負に行くところでバックパス。大久保もいつものような強さがない。遠慮があるというか、弱いと
いうか。とにかく、フォワードがなってない。だから、けが人の田中(達)を担ぎ出す。

これで、いろんな意味の修正は図れた。後はベスト尽くせば同点にできればもうけ。
そんな大切な時間帯に、Dr.Kは怒りが爆発!

『歩くやつはいらん。』
これが一番の敗因。

シュートを打つ、
『前を向いて勝負する。これができないFWはいらん。』
これも敗因。

高松も調子がいいと自負する割にはイマイチ。
74分の小野のシュートなど、このあたりはさすがというプレイもあったが、小野も前半はボールを
触るために無理なポジション取りを繰り返し、当然プレイの質はいつもの3割程度だった。

79分。平山のシュート。これもよかったが、どうも『体が切れている』という感じはしなかった。
こういう意味では、高松・平山は、あくまで試合の流れを変えるためのスーパーサブなんじゃないか
と感じた一戦だった。世界には通用しない。

やはり、FWは大久保に田中(達)ケガがあってもこの二人。
MFは前に松井。そして3割程度は小野がトップ下にポジションチェンジして外れたマークを利用して
動く。ずっとトップ下にいれば簡単にマークされて仕事ができない。

MFとして、今野ははずせない。
DFは、田中テューリオは別格。これはいくらアツクなるという問題があってもはずせない。
那須もまあ、及第点。徳永はいろんな課題が残る。アジアクラスでは通用しても、世界ではちょっと
基本技術に問題が残る。相手選手との間合い、トラップ、パスの精度。
A代表でいう中澤のような、徹底したマークで相手を1対1でだまらせることのできる選手が1枚だけ
ほしい。

80分の田中達也から大久保のプレイなど光るものはあったが点数で見る以上の惨敗。
地力の差というか、順当な感じは受けたが、この先、日本は予選突破できるのか、不安だらけの
一戦ではあった。

(16年8月12日 DR.K)
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